ふえを吹いて歩こう!
海野文葉(うんのふみよ)

リコーダーとの思い出はありますか?

大好きだった!!
…学校の帰り道、歩きながら吹いてたなぁ。

嫌いだった!!
…一番下の音が出ない。音楽のテストで吹くのが恥ずかしかった。。。


日本で小学校の教材として使われ始めた年代を考えると、地域差はあるが
昭和22年生まれの方が、小学6年生に習えば、日本で初めてリコーダー授業を受けた児童といえるだろう。

小学校の思い出の一つとして
リコーダーにどんなエピソードを持っているのか聞いてみたくなるのは
私だけだろうか。


私のリコーダーとの出会いは
小学3年生の音楽の時間だった。
その当日、私にとっては学校で習う楽器
よく言われる
「教育楽器」
としての出会いだった。
学校で吹いているリコーダーに
長い長い歴史があり、この楽器に
プロ奏者が存在する事など知る由もなかった頃。

その後
ポリフォニー等古い時代の音楽を合唱団で習い、その響きの美しさ
心地良さを体感し、ルネサンスやバロック時代の音楽にも惹かれていった。
そんな時に
リコーダー奏者(後の師匠)の高度な技術力で支えられた華やかな演奏を聴く機会を得られ
「古楽器(ピリオド楽器)」
としてリコーダーが存在する事を知り、レッスンに通い始めたのが始まりだった。



この動画は6月末撮影のため
一人だけの演奏になってしまったが
リコーダーは
一人でも
二人でも
三人でも楽しめる
四人での演奏はレパートリーがグンと広がり
もっと増えれば、大小様々なリコーダーだけで結成された
リコーダーオーケストラも楽しめる楽器である。

もちろん
リコーダーと共に
チェンバロやヴィオラ・ダ・ガンバ、バロックヴァイオリン等との古楽アンサンブルは、バロック音楽の王道。

そして近年は
作曲家によりピアノやアコーディオン等、様々な楽器との共演曲も作曲され
「現代楽器」
としてのリコーダーも発展している。


音楽を聴くのは楽しい
しかし
自分で楽器を演奏する喜びを味わえば、もっと楽しくなる。
リコーダーは
息を入れるだけで音はでる。
孔(あな)を塞げば音が変わる。
シンプルに見えるが奥深い楽器を
皆さまにも、是非楽しんで頂きたいと願う。


人々が集える世の中になったら
やりたい事は沢山ある。
その時がきたら
思う存分
笛を吹いて歩きたい。


最後に
撮影場所協力を快く受け入れて下さった「臨済寺」
梅雨空の中、手際よく撮影し
制作協力をして下さった
「合同会社Oozin Aahs Records」に感謝申し上げます。